ワンランク上の焼鳥でサプライズ。気になる彼女を誘いたい「銀座 かしわ」

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洋平は広告代理店に勤める38歳、ひとみは10歳年下で人材派遣会社のOL。友人関係から自然と恋人になったが、付き合い始めてまだ3カ月。忙しくてなかなかデートができず、まだ少しぎこちない関係だ。久しぶりに外食の約束を取り付けた洋平は、もう一歩踏み込むために、ちょっとだけサプライズなお店をセレクト。

「明日、ディナーでもどう? 銀座で美味しい焼鳥屋をみつけたんだ」という洋平の誘いに、「焼鳥、大好き! 外で一緒に食べるのは久しぶりだね」と二つ返事のひとみ。

「じゃあ、19時に歌舞伎座前で待ち合わせよう」
「わかった。楽しみにしてるね」

友人だった頃には、いろんな大衆焼鳥屋によくいっていた二人。久しぶりの外食は楽しみだけど、ひとみには「まだまだ、友達の延長の感じなのかなー」という、ちょっとだけモヤモヤな気持ちも。

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仕事を早めに切り上げたひとみは、久しぶりに銀座をブラブラ。目指すは、バス&ボディケアブランド『SABON』。雑誌で読んで気になっていた評判のボディスクラブを買って自分磨きしよう。

「このソープの香り、洋平が好きそう。それも買っちゃおう」

店内には、そこで手を洗うと幸せになれると言われているエルサレムストーンでできた”ウォータースタンド”も。デート前に手を洗い、エネルギーをチャージしてちょっと早いけど歌舞伎座に向かおう。

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19時になる少し前、洋平が歌舞伎座に到着。しかし、そこにはすでにひとみの姿が。

「お待たせ、待たせちゃった?」と駆け寄る洋平。「大丈夫、私もちょうど今、来たところだよ」というひとみだが、実は結構早めに着いていた。付き合って3カ月、お互い、まだ少し気を使ったぎこちなさが初々しい。

「じゃあ、お店はすぐ近くだから」と洋平がエスコート。

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洋平が予約した焼鳥屋は、4月19日にオープンしたばかりの「銀座 かしわ」。店内は銀座の喧噪を忘れさせる落ち着いた空間。黒を基調した大人の和モダンな雰囲気に、白木のカウンターがよく栄える。銀座に相応しい佇まいは、焼鳥屋と聞いていなければ、鮨か天ぷらの名店のようだ。

ちょっと驚いた表情のひとみは、「今までに行った焼鳥屋さんとは、全然雰囲気が違うね」と声も弾み気味。「久しぶりのデートだからね」と洋平も嬉しそう。

大衆焼鳥もいいけど、銀座で食す大人の焼鳥。ちょっと非日常を感じたいハレのシーンに訪れれば、二人の気持ちも盛りあがる。

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「窓の外をみて」と洋平。そこには、ライトアップされた東京タワー。

「銀座からも東京タワーがみえるんだ」とはしゃぐひとみ。地方から上京してきて10年、いまだにライトアップされた東京タワーを眺めると、特別な感情がわき上がる。(洋平、私のツボを押さえてるじゃない)と心の中で呟いた。

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席に着くと、洋平が事前に頼んでいたウェルカムシャンパンがお出迎え。広告代理店勤務だけに、このあたりのダンドリはそつがない。

「シャンパンって上がるよね。焼鳥屋さんで飲めると思わなかったけど(笑)」と美味しそうに喉を潤すひとみ。

掴みはOK、でも、美食のサプライズはこれからが本番。今日は思い出に残るデートになりそうだ。

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前菜は「比内地鶏のコンフィと季節野菜のテリーヌ」。

「フランス料理みたい」と最初から心を掴まれたひとみ。コンフィは低温真空調理で比内地鶏の胸肉をじっくりと仕上げてあり、とってもジューシー。旨みのエキスが口内に広がると自然に笑みがこぼれる。

「季節野菜のテリーヌ」はアスパラやオクラなど春野菜が使ってあり、彩りも鮮やか。コンフィとの味のバランスも抜群だ。

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ヒノキの箱に収められた希少な比内地鶏を取り出し、瀬戸内海産の藻塩をパラリ。そして、紀州産備長炭でパチパチと音を立てて肉を焼く。認定焼師の資格を持つ職人さんの丁寧でキビキビした仕事ぶりが小気味いい。

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「鳥の脂がジュワッとした見た目と香ばしい香り、それに、焼けるときの音。視覚、嗅覚、聴覚で楽しめる焼鳥なんて、すごくない」

ひとみを楽しませようとする気持ちから、いつもより饒舌な洋平。「一番大事な味覚が抜けてるけどね」とひとみが突っ込む。そんなやりとりが、とても楽しい。

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高級な鮨のように、焼きたての串が板下駄に載せられる。「できたての美味しさを味わって欲しい」という職人のこだわりを感じつつ、串にかぶり付きながら舌鼓をうつ。

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「銀座 かしわ」の看板料理『金のレバー』。食べられる金箔があしらってあり、食すだけで運気が上がりそうだ。

広い空間で伸び伸びと育てられた健康な比内地鶏のレバーは、まったく臭みがなく濃厚な味。プリプリとした肉質は噛むと表面がプチッと弾けて、レアで柔らかく仕上がったレバーのこってりとした旨みが舌に広がる。上質なフォアグラにも負けない口福だ。

一口食べたあとは、スタッフがオススメの白ワインをいただく。レバーのこってりした味わいがフルーティーで爽やかな白ワインの風味でリセットされ、次の一口がまた新鮮に楽しめる。

比内地鶏のレバーは貴重な逸品で、なかなかお目にかかれない。比内地鶏だけを扱うことで産地と深いつながりを持つ「銀座 かしわ」だからこそ出会える味。必ず試したい一品である。

肉がギッシリとつまった密度の高い『つくね 〜比内地鶏の卵黄添え〜』は、食べたあとにサプライズ。あきたこまちの一口ごはんに、余った卵黄とタレを絡めて比内鶏のプチTKG(たまごかけごはん)に。芳醇な卵黄のトロッとした食感と味わいに、ほっぺたもとろけそう。

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『銀座 かしわ』で忘れてはいけない流儀が「ワインと焼鳥のマリアージュ」。料理に合わせて厳選されたワインとの調和は、焼鳥を贅と技をこらした高級な肉料理へと昇華させる。

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コース料理も後半戦。『本日の比内地鶏の希少部位4種〜ピンチョススタイル〜』は、普段は口にできない珍しい部位が一口サイズで楽しめる。この日は、「ぼんじり・ふりそで・ソリレス・あか」の4種類。

「女子は少しずつ色々な種類を食べたいから、ピンチョススタイルは嬉しいかも」とひとみもご機嫌だ。

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「ぼんじりは尻尾の部分で、脂の旨みが堪能できます。ふりそでは手羽と胸の間。よく動く場所で肉が締まっていて、噛みしめる食感が楽しめます。ソリレスは骨盤の内側で胸ともももとも違う独特の味わい。あかは内ももの肉で一番柔らかい筋肉。牛肉でいえばフィレにあたります」

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お肉の説明を聞くと、なんだかより美味しさが増したような気が。声をかけてくれた総料理長とカウンター越しに会話をしている洋平。なんと総料理長、ユネスコ主催の料理コンテストで日本代表として出場した経験もあるのだとか。いろんな話題で盛りあがる。ひとみは隣で(なんだか、いつもの洋平より、ちょっと頼りがあるかも)と話に聞き入る。

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〆はまさかの『焼き鳥バーガー』。プチサイズの可愛らしさに、「写真撮りたい」とはしゃぐひとみ。

そば屋さんカレー丼とか肉屋さんのメンチカツが美味しいように、「焼鳥屋さんのチキンバーガー」なら間違いないはず。照り焼き風味のハンバーガーをほおばりながら「これ、正解」と二人で頷きあう。

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今日のひとみは、ずっとニコニコ。いつもの焼鳥と思わせておいてからの非日常というサプライズが効いたのかも。それも、美味しい料理があってこそ。しっかりとリサーチして選んでよかった。

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店を出ると自然と寄り添う二人。店の中とは打ってかわった喧噪の銀座を歩きながら駅へと向かう。「今日はすごく美味しかったし、楽しかった。ありがとう」とひとみ。「ちょっと特別な日には、また二人で食べに行こうね」と応える洋平。美味しい食事と特別な体験が、二人の距離を少し近づけたようだ。

取材協力:SABON Japan.

●松コース

比内鶏の美味しさと「銀座 かしわ」の技を余すことなく堪能できる【比内地鶏「松」コース】は24品で8500円。

今回2人がデートで食べた
松コースをご紹介

●ランチのとりまぶし

ランチの『鶏まぶし』は2,500円。ひつまぶしの鳥バージョンで、そのまま味わったり、お茶漬け風にしたりと4つの食べ方で楽しめる。